月別アーカイブ: 2017年12月

『思想』魔女特集

岩波書店発行『思想』2018年1月号では「魔女研究の新潮流」特集が組まれています。

特集の内容は内容は以下の通り:

「思想の言葉」 池上俊一
「表象としての魔女――図像と生成されるリアリティ」 黒川正剛
「魔女のダンスとサバトの成立」 池上俊一
「〈魔女〉は例外犯罪か――近世ドイツにおける犯罪と拷問」 小林繁子
「悪魔学の受容――魔女研究における方法論的試み」 田島篤史
「近代における魔女神話――ロマン主義からフェミニズムまで」 フェーリックス・ヴィーデマン
「リマの異端審問――マリア・ピサロ事件におけるエクスタシーとユートピア幻想」 谷口智子
〈研究動向〉「個とマテリアリティに験ずる呪術――文化人類学における呪術研究」 川田牧人
〈名著再考〉キース・トマス『宗教と魔術の衰退』 楠 義彦

ぜひ手に取ってご覧ください。

第12回研究会のお知らせ

次回の学際魔女研究会(第12回)のお知らせです。

日時:2018年1月27日(土)14:00-17:00(開場13時)
会場:大阪市立大学杉本キャンパス、文学部棟1階122室
発表者:大黒俊二氏(大阪市立大学文学部教授)
発表題目:「ある「魔女」の作られ方―「魔女」ベレッツァ・オルシーニの手記と審問記録(1528年)より―」

どうぞ奮ってご参加ください。