月別アーカイブ: 2018年8月

書籍刊行のお知らせ

魔女関連の書籍が刊行されました。

黒川正剛『魔女・怪物・天変地異-近代的精神はどこから生まれたか』筑摩選書

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ヨーロッパ中世末期、怪異現象が爆発的に増殖したのはなぜか。一方で魔女狩り、他方で驚異の部屋が作られる中、近代的思考はいかに誕生したかを探る。図版多数。 (内容紹介より)

ぜひ手に取ってご覧ください。

魔女関連シンポジウムのお知らせ

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ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所シンポジウム(「早稲田大学高等研究所セミナーシリーズ〈新しい世界史像の可能性〉」との共催)のお知らせです。

日時:2018年9月22日(土)14:00~17:30
場所:早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第七会議室

タイトル:「ルネサンス期ヨーロッパにおける魔女表象と社会の変容」

  司会:高津秀之 (東京経済大学准教授)

  報告1: 黒川正剛 (太成学院大学教授)
「変容する魔女表象―身体と感情をめぐって」

  報告2: 田島篤史(大阪市立大学都市文化研究センター研究員)
「帝国都市ニュルンベルクの魔女裁判にみる悪魔学的要素と萌芽的近代性」

  報告3: 小林繁子 (新潟大学准教授)
「名誉をめぐる攻防―「魔女」の名誉棄損訴訟と司法利用の戦略」

詳しくは、ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所のウェブサイトをご覧ください。