魔女関連刊行物のお知らせ

本研究会のメンバーである小林繁子氏による単著『近世ドイツの魔女裁判 民衆世界と支配権力』が2015年12月15日、ミネルヴァ書房より刊行されました。

本書は、近世ドイツの国家による支配とはいかなるものであったのかを、魔女裁判という実践を通じて明らかにする。魔女迫害を可能とした枠組みとは何か。魔女迫害を求める民衆はどのような論理と手段を用いたのか。当局は民衆の迫害要求にどのように応えたのか。民衆の声を反映する「請願」と、それに対する君主の「ポリツァイ条令」との循環的な働きを検討することで、相互応答的なヨーロッパの近世的支配のダイナミズムを描き出す。(内容紹介ページより)

近世ドイツの魔女裁判

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です